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種子島出張と乗船中の通信速度

はじめに
もう半年も前の話なのですが、9月16~20日で種子島出張に行ってきました。他社のブログや広報を眺めていると、出張関連の内容を度々見かけたので、我々も記事にまとめて同ジャンルに挑戦してみます。
出張内容
種子島出張の概要を簡単に記します。
何を目的に種子島に向かったのか公開できない秘密のお仕事でしたので、お察しくださいということでお願いします。
| 日程 | 2025年9月16日(火)~20日(土) | |
| 目的地 | 鹿児島県 種子島南部 | |
| 往路 | 飛行機移動 羽田空港 → 鹿児島空港 | フェリー移動 鹿児島 → 種子島 |
| 復路 | フェリー移動 種子島 → 鹿児島 | 飛行機移動 鹿児島空港 → 羽田空港 |
船移動には縁がなかったもので、フェリー船室内の座席が無い状態での移動がなかなか大変でした。
その後13時間ほど飛行機移動する出張があったのですが、座席があってもなくても長時間の移動はキツい!ということを実感させられました。トラックドライバーの方の430問題 (4時間運転毎に30分休憩を義務付けたことによる休憩場所不足や運行計画の複雑化) に対する恨み辛みとして、4時間以上走行を続けさせてほしいと耳にしますが、自分では腰が死んでしまいます……
フェリー乗船中の通信速度調査
フェリーには約4時間乗船予定だったので、せっかくですのでスピードテストを実施してみました。通信速度を調査するなんて、まるで通信関連会社のようですね。
30分ごとに測定したかったのですが、往路は慣れない環境でダウンしてしまったので、測定ポイントが少なくなってしまいました。
使用した機材の情報は以下です。
| 機種 | iPhone16e 128GB KDDIモデル |
| OS | iOS 18.6.2 |
| 回線 | KDDI 法人回線 (詳細は非公開) |
| 測定内容 | Google インターネット速度テスト |
| 測定日 | 2025年9月16日(火)、20日(土) |
| 測定場所 | 海上、進行方向前側の船室外 |
今回は入念な準備を行ったわけでもないので、測定業務として請け負う際の内容とは異なり、参考値としての簡易的な測定です。
また、弊社の業務用端末には平常時VPNが通っていますが、測定中は管理用ツールを一時的に解き放ってVPN経由ではない通信速度を測定しています。情シス的には勘弁願いたいことかと思いますが、これもブログのため、お許しください。
それでは以下に測定結果を示します。測定場所の地図については、地理院地図を使用しています。
国土地理院ウェブサイトの地理院地図を元に作成
測定ポイント: 1
測定日: 9月16日(火)
測定時刻: 18:17
測定ポイント: 2
測定日: 9月16日(火)
測定時刻: 18:40
測定ポイント: 3
測定日: 9月16日(火)
測定時刻: 20:38
測定ポイント: 4
測定日: 9月20日(土)
測定時刻: 11:01
測定ポイント: 5
測定日: 9月20日(土)
測定時刻: 11:40
測定ポイント: 6
測定日: 9月20日(土)
測定時刻: 12:18
測定ポイント: 7
測定日: 9月20日(土)
測定時刻: 13:14
測定ポイント: 8
測定日: 9月20日(土)
測定時刻: 14:05
測定ポイント: 9
測定日: 9月20日(土)
測定時刻: 14:43
KDDIサービスエリアを参照すると、多くの測定ポイントは「4G LTE 海上エリア」と表示されている範囲内で通信できていることがわかります。
測定ポイント3では、アップロードができず測定完了できないという結果になりました。ちょうど大隅半島と種子島の間でしたので、4G LTE 海上エリアからは外れています。通信できなかったという結果も大事な情報です。
5Gが受かっていた測定ポイントは4と7で、測定ポイント7については薩摩半島と大隅半島の間の海上、サービスエリアを確認する限りでは4G LTE 海上エリアに該当します。薩摩半島の先端、指宿市では5G sub6 サービスエリアが展開されており、同市の基地局から発射された電波を水面反射によって海上で受け、5G網に繋がったのだと考えられます。
携帯電話通信網のサービスエリアの話として、陸上の基地局から海上に向けて電波を吹いた場合、各セル内に収容される利用者数は陸上と比較して少なくなることは容易に想像できるかと思います。利用者が少なければ当然費用対効果も下がりますので、携帯電話事業者としても積極的に基地局設置する動機がありません。となると見捨てられがちなエリアに該当する海上に対して「あらゆる場所で通信できる」衛星通信が活きてきます。
とくにKDDIは「au Starlink フェリーWi-Fi」と呼ばれるサービスを展開しています。フェリー乗船中に圏外となりがちな航路において、Starlink回線を活用した船内WiFi環境を構築することで、高い接続率を確保しているとのことです。特定の端末においては衛星と直接通信を行う「au Starlink Direct」というサービスも提供しています。
狭いエリアで超高速なミリ波通信も重要ですが、不感地帯を限りなく減少させる衛星通信が、インフラとしての携帯電話通信網の目指すべき姿と感じずにはいられませんという内容を過去記事でも言及していますので、まだお読みでない方は是非御覧ください。
種子島での滞在
堅苦しい内容はさておき種子島観光、いえ、種子島出張時の写真を共有します。
往路のフェリー乗船中に撮影した桜島です。火山には縁が無い地域で生活しているもので、九州の天気予報には桜島の降灰予報が含まれる、という話を聞いて衝撃を受けました。
種子島といえばロケット!ということで、宇宙科学技術館と隣にそびえ立つN-Iロケットです。
1982年まで使用されたロケットで全長約33m、引きの写真で見ても大きいのですが、後継機は50~60mクラスに成長(?)していることを考慮すると、比較的小型というのが驚きです。
芝生に寝かされているH-IIロケットと、移動発射台運搬台車ドーリーです。H-IIロケットは寝ている分大きさを感じにくいですが、なんと全長約50m!ここにいると大きさの感覚が狂ってしまいそうです。
H-IIロケット後継機のH-IIAロケットは、2025年6月29日 午前1時33分03秒にラストフライトを迎えました。皆に見送られながらのラストフライト……そんな話を聞いてしまうと、自分へのおみやげにH-IIAロケットのフライトタグを購入してしまうのは必然でした。
さらにその後継機H3ロケットは、8号機の失敗により9号機打上げが延期されている状態。言うは易しですが、なんとか成功してほしいですね。関係者の尽力には頭が下がります。
場所が飛んで鹿児島空港前、帰りは空港前の足湯を利用しました。荷造りを終えたバッグからタオルを取り出すのが大変だったので、自販機で柄付タオルを購入しました。
鹿児島空港の他に、大分空港にも無料の足湯が設けられており、成田空港にも2026年4月9日に足湯が新設されるそうです。
復路の飛行機では、非常口が目の前の座席でした。座席予約段階からわかっていたとは言え、非常時には脱出のお手伝いをしてくださいと言われると緊張しますね。そうそう事故が起きるはずもなく、見慣れた夜景に帰ってきました。関東都市部の明るさを実感します。
ということで4泊5日の種子島出張も終了!
出張期間中、民宿しまさきさんには大変お世話になりました。この場を借りて感謝を申し上げます。
まとめ
以上「種子島出張と乗船中の通信速度」でした。
半年前の出来事を今更!?と感じられたかと思います。HP更新に思いの外時間を要している間に、あれよあれよと別件で慌ただしくなり、ここまでもつれ込んでしまったというのが実情です。
それでは、今回もご拝読いただきありがとうございました。














