三技協は2024年11月12日（火）、13日（水）に開催される「Matching HUB Hokuriku 2024」（主催：北陸先端科学技術大学院大学 未来創造イノベーション推進本部）において【Wi-Fi HaLow】によるアンダーパス遠隔監視システムをご紹介します。

■次世代のWi-Fi規格【Wi-Fi HaLow】が社会課題を解決

2022年9月の電波法改正で、Wi-Fiの新しい通信規格IEEE802.11ah（別名【Wi-Fi HaLow】）の利用が可能になりました。従来のWi-Fiと比べ、障害物に強く、約1kmの範囲で安定した接続ができ、IoTデバイスの省エネ動作にも適しています。これにより、スマート農業やヘルスケア、インフラ管理といった長距離・低電力が求められる分野での社会課題解決が期待され、持続可能な社会の構築に貢献します。

＜Wi-Fi Halowの特長＞

　・ これまでのWi-Fiより遠く（約1km）までつながる
　・ 省電力で運用できる
　・ 低コストで運用できる
　・ 設置が容易にできる（免許不要）

■【Wi-Fi HaLow】によるアンダーパス遠隔監視システムをご紹介

三技協は、高岡ケーブルネットワーク株式会社様が取り組む「【Wi-Fi HaLow】でアンダーパス遠隔監視の実証」に技術協力を行っています。
「アンダーパス遠隔監視実証」は、【Wi-Fi HaLow】が広範エリアの監視に適していることから、防災減災に関する地域課題解決に貢献できる新しい仕組みとして、令和5年総務省地域デジタル基盤活用推進事業における実証事業に採択されました。

■「Matching HUB Hokuriku2024」出展概要

「Matching HUB Hokuriku2024」は、北陸地方を中心に産学官連携を促進するための交流イベントです。北陸地域の大学、企業、自治体による新しい技術や研究成果の発表、共同開発やビジネスマッチングの機会を提供しています。