このたび、令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
三技協は、能登半島地震の被災者向け仮設住宅へのローカル5Gを活用したインターネット環境整備を行います。
本サービスは、金沢ケーブル株式会社(石川県金沢市)を主体とした通信環境構築関連事業者5社が共同で実施するもので、三技協はローカル5G基地局の設置施工を担当します。
サービス提供地域:石川県志賀町富来地区に建設される仮設住宅の一部
サービス開始時期:2024年4月中
※設備の準備状況によりサービス開始が遅れる場合があります。
※仮設住宅以外のエリアへのサービス提供は設備の利用状況を鑑みて展開します。
各社の役割は以下の通りです。
事業者名 | 役割 |
---|---|
金沢ケーブル株式会社 |
プロジェクト全体統括 |
株式会社グレープ・ワン |
ローカル5Gコア・基地局・端末の提供 |
サムスン電子ジャパン株式会社 |
ローカル5G関連機器の提供 |
株式会社三技協 |
ローカル5G基地局の設置施工 |
阪神ケーブルエンジニアリング株式会社 |
基地局電源関連設備の提供 |
本サービスは仮設住宅での生活を余儀なくされる地震被災者の暮らしの快適性を少しでも高めることを目的に、高速インターネット環境の素早い提供を行うものです。ローカル5Gの無線技術を活用することで、従来の固定インターネットサービスの敷設作業に掛かる時間を大幅に短縮することが可能です。
また、エリア内の行政、教育関連の各施設では、有事における通信環境の確保が可能となります。
被災された方々が安心してインターネットを利用し必要な情報やコミュニケーションの機会を得られるよう、さらには地域社会の再生と絆の強化につなげられるよう、金沢ケーブル株式会社をはじめとする5社が一丸となり被災地の復興支援に全力を尽くしてまいります。