福島三技協は「第8回ふくしま経済・産業・ものづくり賞（ふくしま産業賞：主催　福島民報社）」において「銀賞」を受賞しました。

■「ふくしま産業賞」とは

「ふくしま産業賞」は、福島県内で卓越した独自技術を有する企業や、伝統を守りながら地域性豊かなものづくりに取り組む団体、若き創業者や女性の活動などに贈られる賞です。
「他社にない製品や技術力の独自性」「最新技術を駆使した先進性」「地域資源の活用」「雇用を増やす取り組み」「地域貢献」という地域活性化の基盤となる要素が表彰基準として定められ、産業のジャンルを問わず日本全国だけでなく世界へ発信できる技術・ノウハウを称えます。 このたび福島三技協は、同社が独自開発を進める大型風力発電機ブレード点検用ドローン【Dr.Bee】が評価され「銀賞」を受賞しました。

■大型風力発電機ブレード点検用ドローン【Dr.Bee】

2019年から開発を続けてきた大型風力発電機のメンテナンス機器「大型風力発電機ブレード点検用ドローン」は、2021年3月に「飛行体および導通検査方法」に関する国内特許を取得し、2022年12月に米国に対する出願を実施しました。

今回は初応募ながらも、風力発電設備の点検における作業の安全確保や低コスト化、再生可能エネルギー活用促進への寄与などが評価されました。

2022年春には商用風車での実証実験に成功。実証実験での都度改良を重ね、2024年の事業化を目指しています。
三技協グループは、地球環境に関する課題解決をはじめ人々が安心・安全に暮らせる社会の実現に貢献します。