三技協は、お客様が抱える課題に対し、最適な技術を組み合わせて課題解決を提案する「課題と技術のマッチング」サービスの実践において、その事例がマイナビ社のビジネス情報サービス【Tech+】に掲載されました。
<マイナビTech+>
<調整池の水位を映像解析AIで監視。高岡市が実施した業務改善DX | TECH+(テックプラス) (mynavi.jp)/>
課題と技術のマッチング ~三技協のSIerとしての強み~
三技協は、富山県高岡市の雨水調整池への映像Edge AIプラットフォームの活用による遠隔監視の仕組みの提案に協力させていただき、地方自治体の課題解決に寄与しました。
背景 ~河川の氾濫を防ぐはずの調整池が溢れてしまう~
高岡市では、河川の急激な増水による氾濫を未然に防ぐため雨水調整池※を設置しました。
ところが、雨水の流水口に設置された網に大量のゴミや枯葉が溜まり水をせき止めてしまうことが発覚しました。
対処が遅れると調整池が機能しなる恐れもあるため、職員が定期的に現場に出向き確認を行う必要があります。
とはいえ、巡回しても何事もなければ不要な出張が生じてしまうことから、調整池監視の効率化が求められていました。
解決の仕組み ~映像解析AIによるリモート監視に注目~
予てより高岡市の地域創生に取り組んできた高岡ケーブルネットワーク株式会社様から、映像解析AIを活用したリモート監視の仕組みについて三技協にご相談をいただきました。
当社のご提案は、屋外にEdge AI Boxを設置し、撮影された映像情報をAI解析し遠隔監視を可能とする「EDGEMATRIXサービス」の技術を有するEDGEMATRIX社との連携です。
映像Edge AIの活用は、三技協が以前から防災・減災ソリューションとして当社が取り組んでいるソリューションです。
三技協はSIer として、今後も高い技術を持った企業様との連携を創出し、地域の課題解決に寄与します。
※雨水調整池:集中豪雨などで河川の急激な増水が予測される際に、河川の氾濫を防ぐため増大した雨水を一時的に溜め、河川への流水量を調整する治水施設(庄川への流水を調整する)