三技協は、北海道科学大学と共同研究契約を締結し、ローカル5Gを活用したスマートシティの実現に向けた産学連携の調査研究を共同で実施することとしました。
北海道内の地域課題の調査および教育・医療現場等におけるスマートシティ実現に向けたモデル事業の検討・立案へつなげます。
北海道エリアにおける地域課題解決に向け、北海道版スマートシティ構想「North Life Innovationラボ(仮)」を設立し、ローカル5Gインフラを活用した先進的な技術開発を目的に調査研究を行います。
背景として、北海道科学大学では、電気電子工学科教授による遠隔教育や保健医療学部教授による遠隔医療、薬学部教授による地域医療の研究が行われています。いずれも新たな通信技術であるローカル5Gとの親和性が高いため、当社の地域創生への取り組み実績と合わせ共同研究に至りました。
北海道科学大学との共同研究の他、大学が持つ独自の素材や技術など“seeds”を活用し当社の専門領域である情報通信分野におけるスマートシティに実装可能なテクノロジーの調査・検討・立案に取り組みます。
特に、高速・低遅延・同時多数接続が特徴であるローカル5G技術を活かし、自治体が抱える課題を解決する仕組みの検討立案を担います。将来はそれら仕組みの実装等、具体的取り組みも視野に含めています。
北海道内の高等専門学校や遠隔地域の学校とネットワークをつなぎ、遠隔授業が行える環境の構築をはじめ、遠隔医療などへの環境構築を視野に入れています。
三技協は本共同研究を通じて、人間・社会・地球環境の持続可能な発展を目指し、地方創生につながるスマートシティ構想に取り組んでまいります。