社員が語る、仕事のリアル ~社員インタビュー~

入社の理由を教えてください
大学では情報系を学んでいましたが、正直、自分がどの分野に進みたいのかははっきりしていませんでした。三技協は幅広い業務を展開していて、いろんなことに挑戦できる環境があると感じたんです。 具体的な方向性が決められずにいた自分にとって、最善の環境と考えました。
初めての仕事は何ですか?
大手自動車メーカー企業の構内ネットワーク構築作業の施工管理を担当しました。現地確認、作業方法の検討、見積作成、協力会社への依頼、安全管理、完成図書の作成まで、業務は多岐にわたります。
苦い経験はありますか?
1年目の9月、OJTの先輩が派遣先に異動となり、突然私が主担当になりました。夏休み前に「君がやってね」と言われて、頭が真っ白になったのを覚えています。
施工内容を理解しないまま現場に出てしまい、大きなミスを発生させてしまったことは今でも忘れられません。悔しさと不安でいっぱいでした。
乗り越えた方法は?
とにかく、周囲に助けを求めました。OJTの先輩、他の作業を担当していた先輩、上司…とにかく報連相を徹底しました。パニックになって自分では何もできなかったけど、日頃からコミュニケーションを取っていたおかげで、助けてもらえました。
今の仕事とやりがいを教えてください
今も同じ業務を担当していますが、協力会社との関係構築や工程管理の重要性を強く感じています。工期が遅れると後工程に影響が出るので、スケジュール調整には責任を持って取り組んでいます。協力会社と一緒に乗り越える瞬間に、やりがいを感じます。
成長を感じた瞬間は?
1年目に大きなミスをした経験から「事前・事後確認」の重要性を身をもって学びました。分からないことは自分で調べ、どうしても解決できないことは、誰にどう聞けばよいかを考える力が身についたと思います。
今では、お客様企業の担当者から質問や相談を受けることもあり、「詳しいですね」と評価される場面も増えました。現地作業で安全面を意識して取り組んだ仕事が新しいお客様にも評価され「次もお願いしたい」と言っていただけたこともありました。これまでの努力が報われたと感じています。
将来の目標を教えてください
物理だけでなく、論理側の作業にも対応できるようになりたいです。少しずつ上位レイヤーの理解を深めて、自分の対応範囲を広げていきたいと思っています。
MESSAGE
就職希望者へのメッセージ
三技協には、色々な経験を持った先輩社員がいるため、知識を得る機会は多くあると思います。現場仕事もあるので、ゼロから自分の目で見て学ぶこともできます。専門的な知識がなくても、仕事を通じて一つひとつ覚えていくことで、確実に成長していけると思います。
まずは自分自身の理解を深めること。不明点は、聞く勇気を持つことが大切です。自分の行動を律して、前向きに取り組めば、きっと成長できる環境だと思います。


入社の理由を教えてください
教授の推薦があり、情報通信のインフラ構築に興味があったこともあって入社しました。若いうちに北海道を出て、関東にでて色々と経験を積んでみようと決断しました。
初めての仕事は何ですか?
ETCシステムをはじめとした現地試験調整業務を担当しました。当社が開発した「ETC-moni」の社内検査や出荷管理なども含めて、現場での対応が中心でした。
苦い経験はありますか?
当時は「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」というチーム方針でした(笑)。最初の現場は右も左もわからぬまま作業に投入され、不安しかないまま他社の作業員やお客様対応を求められました。多少の予備知識は入れて臨んだつもりですが、サーバのコマンドや実際の詳細作業はチンプンカンプンで、現地保守員に頭を下げながら作業しました。
乗り越えた方法は?
電話をするフリをして、他地区の先輩に作業手順を教えてもらい、なんとかその日の作業をやり遂げました。ド素人なのはバレていたようですが(笑)。何とか綱渡りでも懸命に作業する姿勢を見ていただけた(同情された?)のか、お客様からも適宜フォローをいただき、作業後には雑談を交えながら最寄り駅まで送っていただくなど、温かく接していただきました。
また成長してお会いできる日を約束しつつ、ETCに係る業務について一人前になるために反省と、今後一生懸命頑張ることを誓った一日でした。
今の仕事とやりがいを教えてください
ITS事業やICT事業の案件管理、組織運営全般を担当しています。30名近い課員をまとめるのは本当に大変ですが、みんなの成長と生活を守ることに責任とやりがいを感じています。
成長を感じた瞬間は?
某機器ベンダーとの新規取引で、顧客窓口としてプロジェクト全体の管理と作業遂行を担当しました。複数チームを取りまとめながら、作業責任者として予算と進捗の管理を行い、作業手順の策定や追加費用の請求に関してお客様との折衝も担いました。顧客満足度を維持しつつ、利益を生み出すための調整や判断が求められる場面も多く、業務の進め方に対する主体性や交渉力が鍛えられました。
一方で、自分のミスでシステム異常を引き起こしてしまい、安全大会の開催まで発展する事態となったこともありました。その経験は、自分の考え方や実行力を見つめ直す大きなきっかけとなり、失敗と反省を通じて、仕事への向き合い方が大きく変わったと感じています。
将来の目標を教えてください
事業の拡大と成長を支えるために、補い合えるチームづくりと人材育成に力を入れていきたいと思っています。とはいえ、理想通りにいかないことも多くて、今も日々四苦八苦しています(笑)。でも、だからこそ現場の苦労も分かるし、仲間と一緒に悩みながら進めることができるのは自分の強みだと思っています。
MESSAGE
就職希望者へのメッセージ
年齢に関係なく、私たちはいつだって“可能性の塊”だと思っています。主人公である自分の少し先の未来を見据えて、日々の仕事や生活に向き合ってほしいです。
失敗はつきものですが、三技協にはそれを支えてくれる仲間がいます。私自身も、たくさんの失敗を経験してきましたが、そのたびに仲間に助けられ、成長することができました。
目の前の仕事に期待を感じながら、恐れずに挑戦してみてください。その積み重ねが、きっと自分の力になっていくはずです。ぜひ、前向きに、全力で飛び込んできてください。


入社の理由を教えてください
就職イベントで、社内向けのシステム開発をしていると聞いて、自分の得意分野を活かして社員の役に立てるかもしれないと思ったのがきっかけです。
初めての仕事は何ですか?
部内向けの小規模アプリケーションの開発を担当しました。社内の業務効率化に貢献できることにやりがいを感じていました。
苦い経験はありますか?
入社してすぐに感じたのは、「報連相って、こんなに難しいんだ…」ということでした。
報告すべきことや相談したいことをうまく整理できず、簡潔に伝えることもできない。開発業務の進捗報告すらまともにできず、毎日が不安でいっぱいでした。
自分のコミュニケーション力の拙さに気づいて、情けなさや申し訳なさを感じる日々でした。相手に甘えてしまっていたこともあって、ちゃんと伝えられない自分が本当に悔しかったです。
乗り越えた方法は?
先輩や同僚が、話の組み立て方や伝え方を丁寧に教えてくれました。報告内容の整理の仕方、話の組み立て方、伝え方…本当に丁寧に教えてくれました。上司に報告する前に、先輩に聞いてもらって練習する機会ももらえて、少しずつ技術を身につけることができました。
今の仕事とやりがいを教えてください
現在は、お客様企業に常駐し、無線通信基地局アンテナのパラメーター設計を担当しています。チーム内に三技協のメンバーはいませんが、お客様と直接やり取りをしながら業務を進めることで、信頼関係を築くことができています。お客様の求める品質で業務を完遂し、目標達成することに大きなやりがいを感じています。
成長を感じた瞬間は?
2020年からOJTにも携わっています。新規作業者のスキルに合わせて手順書を改版したり、“質問しづらい”と思われないように、自分から声をかけるようにしています。かつて報連相が苦手だった自分が、今では教える立場にいることに成長を感じます。
今振り返ると、あの頃の自分は本当に手のかかる新人だったと思います。
だからこそ、今の自分が新人を支える立場になれたことが、何より嬉しいです。当時の先輩や同僚には、感謝してもしきれません。
将来の目標を教えてください
若手社員やリーダーを支える“縁の下の力持ち”になりたいです。これまで積み上げたスキルや自分の特性を活かして、チームを支える存在でありたいと思っています。
MESSAGE
就職希望者へのメッセージ
社会も技術も、働く人も会社も、どんどん変化しています。
柔軟な思考を持ち、慎重に行動できることが、これからの時代に求められる力だと思います。不安もあると思いますが、応援しています。


入社の理由を教えてください
就職活動では「自分が成長できる環境かどうか」を一番に考えていました。そんな中で三技協の「若手成長支援制度」が目に留まって、「ここなら挑戦できそうだな」と思ったのが入社のきっかけです。
初めての仕事は何ですか?
モバイル基地局設置業務に携わり、現場調査から報告書の作成、図面作成、工事に向けた書類準備などを担当しました。ほぼ内勤ですが、現場の状況確認のために協力会社と連携することもありました。
苦い経験はありますか?
初めて図面作成を任された際、現場ごとの構造の違いに対応しきれず、設計ミスをしてしまいました。お客様にも迷惑をかけてしまい、悔しさと責任の重さを痛感しました。この経験によって、現場を理解することや確認作業の重要性を学びました。
乗り越えた方法は?
最初は一人で悩むことも多かったのですが、先輩や周囲の方々に積極的に相談することで、少しずつ解決策を考えられるようになりました。相談する時には、状況を整理して伝えるようにして、的確なアドバイスをもらえるよう工夫しています。今では、何かあっても冷静に対応できるようになったと思います。問題が発生しても「まずは相談してみよう」と前向きに捉えられるようになり、仕事への自信にもつながっています。
今の仕事とやりがいを教えてください
モバイル基地局を設置するための調査や設計、書類作成などを担当しています。まず現場の状況を調べて、それをもとに報告書を作成し、図面を描いて、工事に必要な書類を整えるという流れです。現場に出ることは少ないですが、協力会社と連携して、現場の確認や調整をすることもあります。地道な作業が多いですが、自分が関わった基地局が実際に設置されて、通信環境の改善につながっていると感じられるときは、「ちゃんと役に立てたな」と思えて嬉しいです。お客様から感謝の言葉をいただけるとモチベーションが上がります。
成長を感じた瞬間は?
入社当初は、わからないことが多くて、先輩に相談しながら仕事を進める毎日でした。でも最近は、逆に周りから相談されることも増えてきて、「少しは頼られるようになったのかな」と感じています。特に、自分の中で大きいと思うのはコミュニケーション能力の向上です。状況を的確に報告したり、相手の意図を汲み取って対応したりする力は、日々の業務の中で自然と身についてきました。今後は後輩に教える立場にもなっていくと思うので、伝え方や接し方も意識していきたいです。
将来の目標を教えてください
まずは、教える立場としてしっかり後輩を育てられるようになることが直近の目標です。将来的には、チーム全体を見渡せるような立場になって、現場とオフィスの橋渡しができるような存在になりたいです。プライベートも充実させたいので、仕事だけでなく人との関わりや感謝の気持ちを大切にしながら、長く続けられる働き方を築いていけたらと思っています。
MESSAGE
就職希望者へのメッセージ
社会人になると、本当に時間があっという間に過ぎていきます。なので、学生のうちにやりたいことは、多少無理してでもやっておいた方がいいと思います。僕は旅行に行きたかったけど、結局行けなかったのでちょっと後悔してます(笑)。
入社前は「ちゃんとやっていけるかな」と不安もありました。でも実際に働いてみると、周囲の先輩がしっかりフォローしてくれて、相談しやすい雰囲気があるので、安心して業務に取り組めています。三技協には若手を支える制度が整っていて、成長のチャンスが多い環境だと感じています。


入社の理由を教えてください
宇宙への関心がきっかけで、三技協ならその分野に関われるのではと感じたことが入社の決め手でした。また、通信インフラという今の生活には切っても切り離せない分野で、目には見えないけれどもこの国に暮らす多くの人々にとって縁の下の力持ちのような存在になりたいと思いました。
初めての仕事は何ですか?
入社1年目は設計業務のサポートや部材の受入検査など、社内での事務作業が中心でした。2年目からは、それまでの業務も行いつつ、現地調査や施工に関わる機会も増え、実際の現場での経験を積むことができました。
苦い経験はありますか?
大量の工材を扱う案件で、管理方法が分からず発注ミスをしてしまい、現地で工材が足りないことが発覚しました。その瞬間、頭が真っ白になったことを覚えています。
乗り越えた方法は?
その経験を通じて「人の手を借りること」の大切さを学びました。当時の私は「自分が任された仕事だから」と、一人だけでやろうとする傾向がありましたが、周囲の先輩や同僚の力を借りることで、仕事の精度を上げることができるようになりました。
今の仕事とやりがいを教えてください
現在はVSATアンテナ(衛星通信用の小型地上局アンテナ)の更新工事を中心に担当しています。日々の業務の中で、ふとした瞬間に「この仕事は人々の生活の根幹を支えている」と実感することがあり、そのたびに責任とやりがいを感じます。
成長を感じた瞬間は?
以前はサポートとして関わっていた図面作成や、客先・協力会社との調整業務を、ある時期からメインで任されるようになったことが大きな転機でした。特に、図面の修正作業では、膨大な量を短期間でこなす必要があり、新横浜の事務所で1週間ほど缶詰になりながら、CADのショートカットキーを習得することで作業効率を飛躍的に向上させました。
業務を通じて、納期を厳守するための業務効率化への意識や「自分が中心となって進める」という責任感が芽生えたように思います。
将来の目標を教えてください
専門知識を多く身につけ、どんな状況でも臨機応変に業務を遂行できる人間、そしてエンジニアになっていたいと考えています。現場での対応力や判断力を磨き、落ち着いて物事に対処できる力を身につけたいです。
MESSAGE
就職希望者へのメッセージ
「自分のやりたいことが分からない」と感じている方は、逆に「やりたくないことは何か」を考えてみると、そこから自分の方向性が見えてくるかもしれません。無理に答えを出そうとせず、自分自身と向き合う時間を持つことで、自然と糸口が見えてくることもあります。焦らず、自分のペースで進んでください。


入社の理由を教えてください
もともとパソコンを使うのが好きで、IT関係にも興味がありました。就職先を探す中で、三技協の職場が「思っていたよりも明るくて、みんなよくしゃべっている」と感じたことが印象的でした。自分が成長できる環境かどうかを重視していたので、ここなら挑戦できそうだと思い、入社を決めました。
初めての仕事は何ですか?
現在は、通信システムの検証作業を担当しています。お客様に納品するUI画面や回転機器の動作確認など、実際の使用手順に沿って「狙った通りの動作をするかどうか」を検証しています。プロジェクトごとに使う機器や画面が異なるため、細かい部分での違いに対応する力が求められます。
苦い経験はありますか?
検証作業はプロジェクトごとに使う機器や画面が異なり、細かい部分で違いが出てきます。入社当初は、その違いに気づけず、同じように進めてしまってミスにつながりそうになったことがありました。お客様のやりたいことは同じでも、細部の仕様が異なるため、「細かい違いを見逃さない力」が必要だと痛感した経験でした。
乗り越えた方法は?
その経験を通じて、業務の流れや目的をより深く理解するよう意識するようになりました。報告会でしっかり説明できるようになるためには、ただ作業をこなすだけでなく、背景や目的を把握することが重要です。今では、検証項目の意味や目的を考えながら作業を進めるようになり、業務の精度と自信が少しずつ高まってきたと感じています。
今の仕事とやりがいを教えてください
検証作業が終わった後の報告会で、お客様が私の名前をあげて「いてくれてよかった」と言われた瞬間が一番うれしかったです。お客様がやりたいことを実現するために、細かい部分まで確認しながら作業を進めることにやりがいを感じています。
成長を感じた瞬間は?
検証機の使い方は、調べても分からないことが多く、実際に触れて覚えるしかありません。職場では、周囲の方々が丁寧に教えてくださるので、自分から積極的に尋ねることでスキルを身につけることができました。コミュニケーション能力が向上したことで、業務の把握や深い議論ができるようになり、仕事の幅が広がったと感じています。
将来の目標を教えてください
今後は、検証作業を自分で管理できるようになり、必要な項目を自分で考えられるような技術者として、業務の中心を担える存在になっていきたいと考えています。
現在は一人で現場に入っていますが、お客様に「三技協さんから、もう一人欲しいな」と言われるような、信頼される社員として認められることを目指しています。
MESSAGE
就職希望者へのメッセージ
学生時代は、時間があるからこそできることがたくさんあります。旅行に行ったり、部活やサークルに参加したり、勉強したり…そうした経験は、社会人になってから意外と役に立つことが多いです。無理してでも、今しかできないことに時間を使ってみてください。社会人になると時間があっという間に過ぎていくので、学生のうちにたくさん経験を積んでほしいと思います。
