7月28日、三技協から広がる文化交流シリーズの第2弾として、本社MIRAIMAにて【地域と歴史】懇談会を開催します。
今回は、勤勉の象徴として親しまれている「二宮尊徳」に焦点を当てた懇談会です。
二宮尊徳といえば、薪を背負って読書する「二宮金次郎像」を思い浮かべます。“勤勉の象徴”もさることながら、実は幕末期の小田原において、時代に先駆けた手法で農地改革や藩の財政の立て直しに成功した実践力に長けた人物でもあります。
その実践思想は、昭和の時代から現在に至るまで、ビジネス界を牽引してきた一流の経営者や、政治家に大きな影響を与えてきました。
中でも、元神奈川県知事で参議院議員の松沢成文氏は、二宮尊徳研究の第一人者として多くの著作を出版されています。
今回の懇談会では、松沢氏をメインスピーカーにお迎えし、研究者独自の視点で「二宮尊徳」に迫っていただきます。現代まで脈々と受け継がれてきた尊徳思想の紹介や、すべての人を劇的に変える「不滅の成功哲学」の解説にも期待します。
そして、今回は当社相談役のDr.ロナルド・A・モースも登壇します。Dr.モースは、米国における日本研究の先駆けとして、民俗学者 柳田國男を中心に日本民俗学・農政学の研究を続け、「遠野物語(英訳)」をはじめ日本に関する数々の著作があります。
日本民俗・思想を研究した両名による<温故知新のコラボレーション>は、2016年の夏の始まりに相応しい、大人たちの新たな知的好奇心を大いに刺激するひと時になります。
[日 時] 2016年7月28日(木)16時~
[会 場] 三技協 MIRAIMA 〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町4509
[テーマ] 第2回「地域と歴史」
[講演者] 「教養として知っておきたい二宮尊徳」著者 松沢成文氏
[コメンテーター]三技協相談役 Dr. ロナルド・A・モース