短い波長域の電波を用いたマイクロ波通信は、携帯電話基地局用と交換局を結ぶ伝送路(エントランス回線)をはじめ、低遅延・高品質・高安定の大規模通信に多く利用されています。 用途は、幹線系、支線系、近距離系に大別され、衛星通信、衛星放送、防災無線、テレビ、携帯電話、無線LANなど、幅広い分野で用いられています。
マイクロ波通信は光ケーブルと同等の通信速度です。 長距離伝送が可能なことから、通信会社様の光ケーブルによるネットワークの中継にも適しています。 同じ企業のビル間でアンテナを設置し、有料の専用回線を使わないローコストな近距離無線ネットワークに用いられています。
マイクロ波通信設備構築には高度なノウハウ、そして設置技術が必要です。 三技協では現地調査から、回線設計、アンテナの選定、部材の調達、工事、開通試験、そして無線局免許の申請およびシステム運用サポートにいたるまで、ワンストップでのご提供が可能です。